修行日記/2006.3


3/27/桜の下で



日曜日の昨日、松川沿いの遊歩道を一人で、散歩した。
親方は組合の用事、トミは消防訓練、三男坊は仕事、
なんとなく、「一人」を満喫したかった。
いつもセカセカしているから、なんだか別の世界に飛び込んだ気分だった。
すぐ近くにこんなに素敵な景色があるなんて、幸せだ。
腕を組んだカップルや家族連れの観光客がゾロゾロしているから、
ブラリ旅の気分も味わえた。
遊歩道が終わり、角を曲がってドラッグストアで買い物をし、またUターンした。
角でバッタリ、うちのバーバと遭遇。
「ふあっ、びっくり〜っ」
「あんた、家にいるかと思ったよー」
「はははっ」
黙って出てきた事に少し後ろめたい気分。
桜を見ながら、あーだこーだ、そーだね、うんうん、、、
歩く歩調を合わせて、少しゆっくり目の帰り道になった。
「あっ、家、誰もいないって事だね、ドロボー、入ってないよね」
「だいじょーぶさー」

「一人」もいいけど、「二人」もいいのだ。

桜は満開リーチ。



3/24/勇気



感謝の気持ちを押し花カードに込めてみた。
台紙を四角くカッターで切り抜いて、ハトメの穴を開けて麻紐を通した。
ふはっ、小学生の図工かっ。。。。!!
気持ちを伝えるのは勇気がいるのだ。
小心者め!


3/22/腕

HAND MADEのコーナーを見て、「あれ、着るのぉ?」と友人に言われた。
実は、ほとんどが、私の手元から離れて、姪っ子や知人に去って行くのだ。
日頃から、仕事着とパジャマがあれば、生きていけるから、経済的な女房だね、って、
親方にイヤミを言っても、イヤミとして通じないから、
うん、そうだね、って、それで終わるんだものね。
ただただ、布で作るのが楽しくて、癒しのヒトトキなんだなぁ。
「出来たぁー!」の瞬間が良いんだなぁ。
腕が逞しいから、キャミソールは難しいな・・。

今日は、ある書類のやりとりがあった。
相手の言う事に、すまして、しかも自信たっぷりに頷き、
「はい、では、こことここを訂正してお持ちいたします」
なーんて言ったくせに、大ポケかまして、抜けてて、ふはーっ、春はフヌケになるのだなあ。


3/20/アザ



暫く、地面に近い位置での仕事が続いたので、空中に浮かぶ親方を久々に見た。
なんとなく、気のせいか、動きにトシを感じる・・。
でも、まだまだ、行けますよ!いよっ!その調子!
下でロープを握りながら、お腹の中でブツブツつぶやく。

ロープを緩めるタイミングが悪く、何度も怒られる。
そして、何度も枝の塊が親方の体を直撃。
笑ってゴメ〜ン、では、済まされないのだ。しょぼーん。
それでも無事に1日終了。

風呂上りの親方の体は、アザだらけでした・・・。


3/19/クリスマスローズ

我が家のヘンテコな庭の、ちょっと気に入っているコーナーが石灯篭のまわり。
横に梅の木があるので、夏は適度な日陰になり、冬はそれなりに朝日が刺し、
クリスマスローズ、ホトトギス、シュンラン、ユキノシタ、ヒトリシズカ、マンリョウなどなど、
好きな草花に好都合なのだ。
今、クリスマスローズが綺麗だ。
こんなに綺麗な姿形なのに、下を向いて咲くから、ケナゲで可愛い。
そして、シブトク耐えて、長い間花をつけたままでいる。
庭に在るもの達に、自分を置き換えては反省する、
そんな癖がついたのは、いつからか・・。

実は、去年の暮れにお客様Aさんが、セナを亡くしてガッカリしている私に、
宅急便で二株のピンクのクリスマスローズを届け、励ましてくださった事があった。
お気に入りのコーナーの、大株になった白いクリスマスローズの横に植え、
その優しさが、開花とともに再びよみがえった。
感謝の気持ちが大きすぎて、表す手段が見つからないから、
庭に在るもの達に、聞いてみようか。
「自分で考えなさい」って、いつものように言うだろうな。


3/1/ローションティッシュー

今年は花粉の飛散が少ないって、感じます。
ひどかった去年の事は、思い出すのも、辛いっす。
ある年、突然発症する人もいれば、突然完治する人もいるらしい。
私は、ずっと付き合っていくのだと、諦めているけど、
この程度の持病なら、泣き言なんて言えない。

年々、ドラッグストアーに並ぶ花粉症対策グッズが、品数豊富になっている。
彦麻呂風に言えば、「花粉症の万博やな〜」ってとこ。
あまり、好きなキャラじゃないけど・・。
病院で処方された、アレルギーの薬を2種類と目薬で症状は大分治まるが、
マスクと、ローションティッシューと、緊急用のコルゲン鼻炎カプセルは手放せない。
マスクは「使い捨てお徳用60枚入り」も良いが、汗と息の水分がピチョピチョと気持ち悪く、
やはり、ガーゼのマスクが一番気持ちよいのだ。
勿論、何回か洗っては使う。
優れものは「エリエールローションティッシュー」なのだ。
少し高いから、もったいない気もするが、鼻の下がヒリヒリ痛くならない。

そして、今年気がついたのは、塩分の多い食べ物は、良くないってことなのだ。
毎年、この時期にいただく御殿場の水菜の漬物が美味しくて、ついつい食べ過ぎるのだが、
次の日は決まって、発作のように鼻水が止まらなくなるのだ。
塩分を出そうとする体の働きと、花粉症の関係に漸く、気がついた次第。

ちなみにアルコールはあまり関係ないらしい。
私の場合。