修行日記/2006.10


10/10/だからこそ、ワザなのだ

インターネットのあっちゅうまな進歩で、消費者の購買方法がガラリと変わり、
部屋に篭っていても、求める商品がピンポーンのチャイムと共に手に入り、
贈り物すら、真夜中に家に居ながらにして注文しし、翌日には相手に届けてもらえて、
支払いはカードでのネット決済、通帳の残高もネットバンクで照会し、
ああ、どっぷり便利すぎる。
モノが無理なく手に入るから、趣味の世界も広がる。
そして同じ趣味の仲間との会話や情報の交換は、
会った事もない相手とブログのコメントや掲示板の書き込みで充分満足できてしまう。
ちなみに私の今の楽しみは、縫い物だ。
夜な夜なミシンに向かっていると、「内職みたいでビンボークサイなあ〜」と非難の声もあるけれど、
楽しいのだ!
材料の布やパターンは、やはり、ネットショップで購入する。
実際に手に取ってみないと不安な事もあるけれど、安いものや珍しいもの、田舎では手に入らないものなど、
ネットショップは、魅力的だ。
そして、人気のショップは時に価格は強気で、そのあたりは学ぶべき点もある。
布関係のショップには、大抵、購買者の作品を貼り付けるBBSがついていて、それもまた、面白い。
ほとんどの人が、HPやブログを公開していて、それを覗くのも面白い。
私がBBSデビューをしたのは、今年の初めだが、
某人気ショップへのカキコミをした日、自分のHPのカウントの進み具合にびっくりした。
なんと半日で100件以上のカウント。
改めてインターネット恐るべし、と、思った。

消費者の「買って良かった」のひと言が、何よりのCMになり、
営業マンはいらない時代なのかな。
これからどう生きるか、時代の流れにしがみつこう。

でも、こんな時代「だからこそ」のものを忘れてはいけない。
例えば、植木職人の「技」・・・・「感性」・・・
人の手と心で作るものに、執着しながら、この時代を生きたい。

なんて言いながらも、今日もフツーのお仕事。
最近、感動的なショットがないので、シロウト受けするかもしれないものを・・・
足場の板無しでユンボをダンプの荷台に載せる方法です。
これも職人のワザかな。

スタート バケットを荷台に置き キャタピラの前を載せ アラヨット!ターン

バケットを地面に置き ソロソロとバックして バケットを上げて 完了