修行日記/2007.1


1/27/力仕事に意地は張らない


動き出したと思ったら、もう1月最後の土曜日です。
お正月休みには海難事故や火事で、心が痛い消防活動があり、
その後は年明けまでお待たせしてしまった手入れや伐採を数件済ませ、
これまたずっと待っていただいた熱川の別荘地の造園工事を、漸く進めている。
高低差のある土地に植栽スペースを確保し、尚且つ草刈りの手間を省けるように、
石積みで平坦部を造り、枕木とレンガで階段式の園路を造る。
2mの枕木1本は、多分6〜70kgくらいあるかもしれない。
(Cで売っているのは安くて軽く、Hのものは少し高いが重くてどっしりしている)
36本をユニックで搬入したものの、その後は人が動かす。
半分に切ったものなら何とか男一人で持ち上げられる。
私は三分の一のものが限界だった。
力比べになると片身が狭いが、若い時のように意地は張らずに無理はしないのだ。
地面を削り、土を盛り、水平と直角と通りを確認し、
狂いを調整しながら何度も持ち上げては据えて、叩いて、突いて、
ちょっとヘトヘトな作業。
石積みの石も重いが、ユンボで吊るので私はワイヤーをかける程度の作業だ。
石の向きと位置は大抵親方が決めて、トミが助手で据える。
ガッツと石と石がぶつかって、がっしり決まる度に、ほほーと感心しながらワイヤーを抜く。

いつもそうだが、工事が始まると出来上がりを想像してワクワクする。
自然の中での仕事なので、思わぬ障害物での予定変更も度々あり、
頭をひねり、かえって変更した事で良くなったりもし、造る楽しさが倍増する。
せっく我々に依頼してくださるのだから、経験から生まれる知恵が勝負だ。
自分でできる事なら、依頼しないものな・・・

ところで、 2、3日前から花粉を感じ始めた。
飛散が少なかった去年はラクだったなぁ・・・。
今日は昼前に少し時間ができたので、近くの耳鼻科へ行ってきた。
午後は、伊豆高原で工事の打ち合わせだった。
また新たな出会いに感謝の気持ちでイッパイ。

決算、宅建の更新、見積り、などなど事務的な事も山積みで、暫くは忙しい日が続きそう。
何もかも間に合うかどうか心配。
明日も事務員モードで頑張ろう。
力仕事は無理をしないが、他はまだまだ意地を張るのだ〜