ママレードの作りかた |
たわわに実ったミカンの木は伊豆の庭に良く似合っています。
初夏に香る白い可憐な花は、「みかんの花咲く丘」の唄でも有名です。
お庭からもいできたばかりの実で、ママレードを作ってみましょう。
ママレード作りの中で面倒なのが、袋をむいて実と分ける作業ですが、この作り方だととても簡単です。
レモンの形をした搾り器でギューギュー搾るだけ。
大きめのグレープフルーツ用の搾り器があるとベストです。
白い皮の部分や袋や種からもペクチンを作り出すので、搾った後のカスは全部使います。
材料 | 甘夏みかん、ハッサク、ユズなどの柑橘類、(2s) |
砂糖(800〜1000g) | |
用意するもの | 厚手の鍋、搾り器、目の粗い布(蒸かし布) |
(1)クルクルと皮をむく。 | ||
(2)皮をひたひたの水でゆでる。 3回ほど繰り返し茹でこぼし、苦味をとり、柔らかくします。 ペクチンの作業の間、しばらく水につけておきます。 |
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(3)実を横に2つに切り、搾り器で搾る。(大きめの搾り器が便利) | ||
(4)ジュースはボールに残し搾ったかすを刻む。 ジュースに入ってしまった種は気にしない。 |
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(5)刻んだかすを水洗いし、ひたひたの水で茹でる。 苦味を取るために3回ほど茹でこぼし、水で流して絞っておく。 |
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(6)(4)で搾ったジュースと(5)で茹でたかすを煮る。 プスーップスプスと言ってきたら、焦げないようにしゃもじで混ぜながら 20〜30分煮る。 |
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(7)熱いうちが良いが、火傷するので注意しながらペクチンを布で搾り出す。 かなり力を入れないと出てきません。 布の目からブチュブチュとゼリー状のペクチンが出てきます。 |
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こんな感じです。 布は「蒸かし布」が一番使いやすいです。 |
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(8)トロトロのペクチンが出来ました。食物繊維がたっぷり。 | ||
(9)(2)で茹でた皮の水けを絞り、刻みます。 | ||
(10)(8)のペクチンと刻んだ皮に分量の半分の砂糖を混ぜて火にかけます。 焦げやすいので注意しながら、途中甘みを確認しながら残りの砂糖を足して 20分位煮ます。 |
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出来上がったら熱いうちに、煮沸消毒したビンに一杯に詰めて蓋をします。 ジップロックも便利です。 |
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おいらも食べたいワン | ☆☆ ペクチンは食物繊維です。 体の抵抗力を高めたり、お腹の調子を整えたり、 コレステロールを下げたり、と言った働きがあるそうです。 |