生垣

日本の庭づくりになくてはならない機能を果たしているのが生垣です。
防風、防火、目隠し、景観、庭の中の仕切りなどの機能や、
高さ、使用する木の種類によって、様々な生垣があります。
生垣には、芽吹きが良く、刈り込みに適し、下枝が枯れない木を使います。

一般的には、苗木を植えて生垣に育てていきます。
始めから完成された生垣ではなく、その地でその環境に合わせて育てるのです。
丸太と竹で苗木を支えた生垣が、竹が朽ちる頃青年に、丸太が朽ちる頃大人に成長し、
やがて自分の根だけでその役割を果たすようになります。

*随時、追加いたします。

サザンカ
日陰でも良く育ちます。秋から冬の花を楽しめます。
キンメツゲ
植栽直後の様子です。これから刈り込みをして形になります
キンメツゲ
低めの生垣に適しています。
カイズカイブキ
植えてから30年ほど経ったもの。
剪定前の様子。手入れは毎年、枝先を揃え、古葉を落とす程度です。
カイズカイブキ剪定後の様子。
中の方がだいぶ混んできたので枝を透かせる剪定をしました。
カイズカイブキ
洋風にも和風にも似合う生垣です。
ウバメガシ
可愛らしい実もなります。新芽が赤い。
刈り込みで仕上げていきます。
ラカンマキマキ
イヌマキより小さな葉です。
和風の庭に向きます。
↑ラカンマキ刈り込み後
レッドロビン/オオカナメモチとベニカナメモチの交配種。
赤い新芽が綺麗です。
ヨシノスギ
芝生の緑と馴染んでいます。柔らかい葉先です。
↑サンゴジュ
大型生垣に適します。葉の色と赤い実を楽しめます。
マサキ
斑入り種と混植にすると更に柔らかい感じが出ます。
ニオイヒバ
洋風にも和風にも。独特の良い匂いがいます。
刈り込んで仕立てても良いでしょう。
ラセンスギ
クルクルした葉姿。古葉を落とし、通気を良く管理します。洋風にもあいます


山本造園さん提供写真
イヌマキ/植栽から15年。生垣の厚さは40センチ以内に保っている ↑キンメツゲ/植栽直後 ナンテン/イヌが逃げないように4ツ目垣にしました


EXCGエクステリアクラフトプランナーさん提供
ヒイラギモクセイ シラカシ ウバメガシ(関西ではバベ
コノテヒバ ベニカナメ プリペット/洋風の庭に似合います。
刈り込み前の様子。