日々のこと/2004.4.30


バイパスにカンナ

小室山のツツジが咲き揃った。すごい。

首都圏から伊東に訪れるには、網代から宇佐美までの国道が走りにくい。
曲がりくねった下りの山道が終わり、海岸に沿った平らな道になると、ホッと走りやすくなる。
暫く宇佐美の海を左手に見ながら、ついついスピードが出てしまう。
途中、旧国道と並行してバイパスに入ると、中央の分離帯に花壇が続く。
去年は他の組合が請け負ったが、今年はまた当組合が管理をすることになった。
3年前、アロエの苗を植えた。
当時、葉っぱが数枚程度のヒョロリとした苗が立派な株に育っていた。
アロエの間に松葉ボタンを植えた時期もあったが、今年はカンナを植える事になった。
一度植えてしまえば、来年からは除草作業だけの管理で済む。

バイパスの作業はビュンビュンとスピードを出して走る車が怖い。
作業する区間は片側一車線を確保して、警備員を配置する。
土壌改良剤を土に混ぜて、まだ根っこの状態の苗を次々と植えた。
ストラスポーグ、グランダック、エンゼルマーティン、レイネシャルロッテ、オイサドール。
取り寄せたカンナの名前は、どれも覚える意欲を失くすなぁ。
でも、500株のカンナがどんな顔で咲き揃うのか楽しみで待ち遠しい。

カンナ咲き見とれちゃダメよ安全運転。

カンナの苗。根っこだけのものと芽が出たもの。 トミです

そして・・・。
あれこれスッタモンダに振り回された4月の末、
それらすべてをエイヤッと切り捨て、一泊旅行に出た。
ザ・オヨメちゃんズの二人組み。
秋田の角館で、桜が綺麗だった。
岩手の盛岡でタコ刺しが美味しかった。
雨の中、中尊寺で藤原氏の魂に触れ、毛越寺で幻想的な水にシビレた。
カッパを着て手入れをしている毛越寺の庭師に、恋をした。うそ。
おみくじは当っていた。痛いところをついていた。いてっ。
我が家に帰ると、切り捨てたスッタモンダ達が息を吹き返して待っていた。
はいよはいよ、すべて5月につなげてみせます。
どっからでもかかって来なさい。

岩手山? 武家屋敷の枝垂桜 うわぁーっ
雨・・・・ 毛越寺 駅弁○ 駅弁×

おみくじ
「努力が空回りし、どうにかしようと力むほど幸運が遠退く。中略。目先の欲にかられて動くよりも、
地道な道を選び、自分自身への厳しさを持ち続けること。」