日々のこと/2004.5.30


サザンカのモチ病とあれこれ

今年はサザンカやサツキにモチ病が多い。
あんなに綺麗に咲いたのに、新芽もツヤツヤと綺麗なのに、
グロテクスな気味の悪い葉っぱが目立つ。
日陰にもあり、木の上の方で良く日の当る所にもあり、
新芽もやられ、古い葉っぱもやられる。

初期の頃は耳たぶのように腫れていて、進んでいくと粉を吹いたようにカサカサに乾燥した状態になる。
こうなると、菌を撒き散らすらしい。
刈り込みや剪定をしながら、病気になった葉を落とし、タケダの「ダコニール」をかけた。
やはり、一度や二度の散布では効かないだろうな。

うちでは大抵、消毒の時は動力のポンプを使い、
トラックの荷台に積んだ200リットルのタンクから吸い上げて散布する。
狭い所は背負いの噴霧器を使ったりもする。
親方は「俺は吸い込まないように出来るから。」と、マスクをしない。
トミも滅多にマスクをかけないが、経験不足?のせいか、
呼吸と風向きのタイミングがズレて、思いっきり吸い込んでしまった。
風邪の治りかけで弱っていたせいかもしれないが、咳がひどく一週間ほど苦しんだ。
病院で「肺に細かい穴が開いているんじゃな〜い〜?」と言われて、ビビッていた。
でも、完治したらしい。現場復帰。

↓サザンカのモチ病(初期) ↓サザンカのモチ病(進行後)
↓サツキのモチ病(初期) ↓サツキのモチ病(進行後)

ブドウのツル アケビのツル ペチュニアとアケビ

どうしてもブドウの仲間で籠を編みたかった。
まきヒゲ同士がマジックテープのようにくっつき、からまり、編みにくいと分かっているのに、
編み目から、まきヒゲがクルクルとはみ出している籠が欲しかった。
倉庫にだらしなく干されているツルから巻きヒゲのツルをごっそり選び、
一晩浴槽の中に漬けこんだ。
一晩で柔らかくならなかった頑固なツルは捨て、素直に柔らかくなったので編み始めた。
意外にも編みにくいというストレスはなく、目を吊り上げる事もなく、穏やかに編んだ。
出来上がって眺めてニヤニヤした。
ついでに、アケビでもひとつ編み、ペチュニアを入れてみたら似合った。

念願の花の仕事がスタートしたが、自信がなくてショボショボしていた。
うつむき加減で、少し可愛い自分。
ややナルシスってる。危険。
こんな時はおみくじの次に占いを信じたりもする。
「今まで無駄だと思えていた努力が実を結ぶでしょう。」
ホンマかいな・・?

直径60センチの鉢が、夢に出てきて寝言を叫ぶ夜が続く。

ヒメノボタン、ミリオンベル、ミンティア、
ヒポエステス、ベゴニア
セット1 セット2

☆5月に頑張った花たち、ドライになって生き残るものあり、溶けて消えるものあり。
イングリッシュラベンダー つるバラ2種 ミニペラルゴニューム
☆出番を待つ花たちと、まだまだ頑張る花たち。
マンデビラ(サマードレス) サンタンカ アルストロメリア フクシアその1 フクシアその2