修行日記/2005.8.12


いよいよお盆休み

多忙な時間をその流れのまま、ひたすら動き続け、
やがて、落ち葉でせき止められた側溝から溢れる雨水のようなストレスが、
能力と課題のバランスを崩し、
がくんと気力が失せて動きが止まり、
気だるい鉛のような重い体をベッドに横たえ、数日間ぼうーっと過ごすのだ。
・・・・んなこたあ、できるわけない、つーの。
この時期は、せいぜい10分ほどが、やる気を失せても良い限界だ。
ホワイトボードに並ぶメモを、片っ端から片付けるのだ。
ああ、そんな大事な時期なのに、腰を痛めた。
植木屋の腰と言ったら、ピアニストの指と同じ位、大事な体の一部だ。
当たり前の感覚になっていた、いつもの腰痛と違い、
かなりな激痛だったので我慢しきれず整形外科へ行った。
椎間板が少しはみ出してきているらしい。
老化か職業病かタタリか・・・。
牽引というのをした。
昼間の時間にベッドに横たわるのは、軽く嬉しかった。
だが、胴だけが伸びて短足になるような恐怖と、不気味な痛みが混ざっていた。
これで治るという確証もないから、もう、やらない。
そんな時間すら、もったいない。
処方してもらった飲み薬が3日目に効き、いつも感じていた腰痛すらも消えたので、
フツーの感覚を満喫した。
でも、薬を飲まないと、再び痛みが戻り、
夜中の寝返りと、剪定ゴミをダンプに載せる瞬間が、地獄だった。
こりゃ、暫くの間、嫌いな薬を飲まないとダメだなぁ。

この時期は当然、パソコンに向かうのも事務のあれこれも、毎夜の仕事になる。
その中でも、かなり疲れていても出来るのが、領収書の整理だ。
ノートにペタペタ貼り付けるだけの単純作業。
いつでも出来るから、ついつい溜まるのだが、、、。
熱帯夜のある日、焼酎片手にペタペタ作業を始めた。
領収書を貼って20年。
たいした技術もいらないから、腕が上がったかどうか、関係ないけど、
百均のノリは、ブチャブチュ漏れて使いニクイなぁ。
しかし、領収書の数が増えたなぁ。
ホームセンターでの仕入れは、その都度の支払いだからなぁ。
ひと昔前は、これも、それも、○○店や○○商店で仕入れていたから、
月に一回の支払いで、月に一枚の領収書だったのだなぁ。
そう、その月末の支払いだって、最近では集金に来てもらうことなどなく、
ネットでの振り込みで済ませ、月末に事務所に座っている事もない。
ふああ、刻一刻と時代は変わっているのだなぁ。
あれこれ思いをめぐらせながら、焼酎おかわりで、単純作業終了。

そんなこんなの日々が過ぎ、本日までの予定が無事に進み、
いよいよ明日からお盆休みが4日間。♪
ご先祖さまやジイジの供養をしながら、自分の滋養強壮もしよっと。
ホワイトボードの右半分に残ったメモが、ニコニコ並んでいるからね。


花の仕事も、おかげさまで続いています。ありがたや。
仕事の花と趣味の花を別に考えればいいのだ、と割り切ったら気分が楽に・・。
いろいろな種類のコリウスが花の少ないこの時期、重宝しました。

新品種の小輪ニチニチソウとペンタス パキスタキスとコリウス 夏に似合うクロサンドラのオレンジ

ビロードのようなブルースターの花。
うっすらピンク色の蕾がブルーに開く。
5枚の花びらが可愛い。
茎から出る白い乳状の液体は毒なんだって。
終わった花の後に、可憐な花からは想像もできない、
デカッ!の種がついた。
気味が悪くて切って捨ててしまった。
押し花にすると、こんな感じ。
ブルーが変化して、面白い。
小さな額に入れてみた。